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飲食店でのダクト整備はとても重要!

2019/12/13

一般の住宅ではあまり聞くことはありませんが、飲食店では

ダクトの汚れが原因となるダクト火災が発生することが珍しくありません。

そこで今回は、ダクトのメンテナンスの重要性についてご紹介します。

 

ダクト火災が起きる原因

清浄な空気や汚れた空気の通り道となるダクト。

このダクトで火災が起きる最大の理由は、ダクト内に堆積した油や埃などに、

何かの原因で着火してしまうことにあります。

特に飲食店では、ダクト内に堆積した油が調理で使う火が引火することで、

火災が発生するケースが多いようです。

ダクト内だけの火災であれば、建物や人への被害は

それほどないのではないかと思われるかもしれません。

もちろんこれまでの事例においても、ダクト火災による死傷者は

通常の火災に比べると多くはないようです。

しかし飲食店でのダクト火災は基本的に厨房で起こります。

そのため、消火活動によりほとんどの調理器具は使えない状態になり、

もし隣接店舗に延焼が広がればそれも含めた損害金額は非常に大きなものとなるのです。

 

飲食店のダクトは汚れがち

開店から閉店まで常にガス機器や油を使う飲食店のダクトは、どうしても汚れてしまうものです。

しかし、汚れるのは仕方がないからと何も対策を講じず放置していれば

いつか大きなトラブルが発生してしまうかもしれません。

そこで今回は、飲食店のダクト整備の重要性と必要換気量についてご紹介していきます。

 

飲食店のダクト汚れを放置する危険性

飲食店のダクト汚れを放置していると、さまざまなトラブルが発生する恐れがあります。

中でも怖いのがダクト火災です。

ダクト内にたまったほこりや油に調理火が引火すると、

大きな火事につながる可能性があります。

一旦火災が発生すれば、お客様に危険が及ぶほか、消防車の放水によって

厨房設備が使い物にならなくなってしまうなど被害は計り知れません。

火災同様、ダクト汚れの放置で発生しやすくなるのがCO(一酸化炭素)中毒です。

ダクト内が汚れていると換気不良が起こりやすくなり、

CO中毒が発生しやすい環境を作ってしまいます。

また、2009年に福岡県のファーストフード店で、換気用送風機が故障したため

扇風機を使って応急的に換気をしていたところ、

厨房にいたスタッフ3人がCO中毒になってしまうという事態がありました。

一見扇風機などで換気しているように思えても、実際には換気量がまったく足りず

CO中毒になってしまうケースはあるのです。

 

CO中毒を防ぐために把握しておきたい「必要換気量」

CO中毒は換気不足により発生する症状です。対策のためには、

日頃からダクト整備をしっかり行うのはもちろん、

「必要換気量」について知っておく必要もあります。

必要換気量とは、室内の空気を衛生的に保つうえで、

最低限換気しなければならない空気量のこと。

部屋の大きさや用途によって必要な換気量は異なるため、

自分たちのお店の必要換気量はどうなのか、しっかり把握しておかなければいけません。

大阪府の空調設備の配管施工工事はシーマスタイル株式会社にお任せ下さい。


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業務内容:冷房・暖房・換気空調ダクト工事一式