MENU

TOP / 新着情報 / ダクト空調工事とは

ダクト空調工事とは

2019/07/12

ビル、住宅、工場など人が集う場所は建物だけを建てても機能しません。
快適な環境を創るには電気、空調、衛生設備は欠かすことのできない重要な設備です。
その設備工事の中でも、建物内で空調、換気、排煙などを目的とした、
気体を運ぶ管(ダクト)を取り付けるダクト工事について今回ご説明します。

ダクトとは通称で、配管の一種です。配管は空気、ガス、水などさまざまなものが通る管です。
その中でもダクトはおもに空調、換気、排煙といった「空気」の流れを作る
鉄やステンレスなどでできた管です。

不要な空気を排出して、必要な空気を施設内に流し込むのがダクトの役割です。
ダクトには、厨房ダクト、排煙ダクト、排気・換気ダクトなど各種あります。
ダクト工事は用途に合わせて適時行う必要のある工事のため、
それぞれのダクトの目的が何かについてしっかりと認識して施工することが大切です。
またダクト工事は、火災など非常時のリスクを軽減するという重要な役割もあるため、
正確に工事をすることが常に求められます。

主なダクト工事の種類

・空調ダクト
空調ダクトは、1か所(あるいは複数個所)の空調(冷暖房)機器からの風を
建物内に流すために設置します。
冷暖房機器にダクトをつないでいきます。
風を出したい場所に吹き出し口(吹き出しファン)を設置しますが、
吹き出しファンまでの距離が長いときには
ダクトの途中に吸い込みのためのファンを取り付けます。

・換気ダクト
換気ダクトは、建物内の空気の入れ替え(換気)のために設置します。
通常の建物の換気はもちろん、飲食店などの煙やにおいの排出にも使われます。
用途は、家庭の換気扇と同じイメージです。
ダクトに排気口や給気口を設置します。
そのままだとダクト内で空気の流れが弱くなる場合がありますので、
途中にストレートシロッコファンと呼ばれる設置して空気の流れを作り給排気を補助します。

・排煙ダクト
排煙ダクトは、火災のときに必要な設備です。
素早く煙を排出するため、ダクト内の圧力が高くなっており、高圧ダクトと呼ばれます。
また、風速も早いため高速ダクトとも呼ばれることがあります。
ビルなどでは屋上に大きなファンを設置して排煙口を作り煙を逃がすようになっています。
消防法により、定期点検と報告が義務付けられています。

 

 

ダクトというと、ビルなどでは天井の中に入ってしまい、
普段あまり目にすることがないかもしれませんが、
ダクトについてわかって頂けましたでしょうか。
次回、ダクト材の種類についていくつかご紹介していきます。

大阪府の空調設備の配管施工工事はシーマスタイル株式会社にお任せ下さい。


会社名:シーマスタイル株式会社

住所:〒598-0072 大阪府泉佐野市泉ケ丘2-7-24

TEL:090-3032-1190 
FAX:072-479-5337

業務内容:冷房・暖房・換気空調ダクト工事一式